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飼料用米を低コストで利用する施設整備の提案

①飼料用米の利用者がぶつかってきた障害(今後の利用促進への課題)

流通上の問題、地域によって大きく飼料米の価格が異なる、とうもろこしの相場で変動、とうもろこしより同等もしくは安くなければ意味がない。飼料米を使用する事で製品(肉)を高く販売するのは難しい規模が必要。
加工・配合の問題、施設が無ければ飼料米の使用は出来ない、安くて効率的な施設が望まれる。

その他、生協等が地域の飼料米をとうもろこしより高く買っている地域があり、生協は飼料価格に転嫁出来るので問題が無い、この地域で生協をやめて自家配合施設を作って自家配合に切り替えた養豚場があるが、ひと月に60トンの製造量ですがひと月に100万円の経済効果が出ているとの事。

②自家配の提案

自家配の提案(米だけ混ぜるケース、最初は米だけの粉砕施設を作って欲しいと言われたが、少し説明したら完全に自家配転換する事になり、自家配合施設を建設。青森も宗像もこのケースです、情報が無いCORN TECに頼めば失敗が無い事が判り完全に自家配転換する事になりました。

完全に自家配転換するケース 糸島の農場は最初から完全に自家配転換する事に決めておられました。
籾を使う、菊池のセブンフーズ及び宗像のすすき牧場は籾のままでディスクミールで粉砕して配合使用しています。
玄米を使う、島原の柿田ファームは玄米をディスクミールで粉砕して配合使用しています。
白米(ミニマムアクセス米)を使う場合に、ディスクミールで粉砕して配合使用しています。
どのような施設・設備が必要で、籾付き米の場合のみに回転式の篩が必要です。
どの程度のコストと手間が必要で、回転式の篩は00万-200万円程度ですかね。
配合飼料メーカーにどのような対応をしてもらう必要があるか?宗像のすすき牧場は飼料工場で粉砕してもらっていましたが、加工費に加えて往復の運賃が掛りますので、今回の補助事業で自前で粉砕及び配合の出来る施設を建設しました。

③実際に設備を導入して利用 している取組事例

豚のリキッドでない利用例で、可能なら規模の違う2~3例を簡単に、以下に飼料米利用の自家配合施設事例紹介しています。

日本の誤った飼料政策が食料需給率40%の現在を作ったのです、以下に日本の飼料政策の歴史をまとめて見ました、日本で消費される米の2倍以上の穀物が家畜の飼料として無税で輸入されている、米には高い関税をかけて安い米が輸入出来ない様にして国内は減反政策で米の国内価格を維持して来たが、水田の40%が休耕田と言う状態である、ここに来て飼料用の米の推進と言う政策を始めたが、40%の休耕田で多収穫米を作れば、穀物の輸入量の半分近くを自給出来る様になりますので穀物輸入量は半減しますので食料需給率40%は大きく改善されます、㈱CORN TECは本当のメイドインジャパンの畜産物を生産する為に㈱CORN TECは全国に飼料米自家配合施設を建設します今年も忙しいです。

㈱CORN TECの事業内容、主な製造物、取り扱い商品

飼料自家配合施設の施工及び運転の指導、配合設計等と言ったところですね、世界中から機材の輸入業務も致します。
最近はとうもろこしだけでなく飼料米を原料に使用する先も増えて来ました、益城町でも飼料用米を作りたいと言う農家が増えています、先日面談しましたら、彼等は飼料米の販売先を知らないのです㈱CORN TECは全国に飼料米施設を建設していますので、いくらでも販売は出来ます。

益城町で作っている飼料米の専用種です、タイ米の様な細長い形をしています、専用種を作れば横流しの問題も無くなり煩雑な事務も必要無くなる。

益城町のこの農家は15年前に益城町で始めて法人化した農家です、乾燥施設や大型のコンバイン等が揃っています、益城町は農地の基盤整理が出来ていて大型の機械が使用出来ます、この農家の社長は息子の同級生です。

飼料米の専用種です、食用米との違いが判りますか?

「現在の濃厚飼料(トウモロコシなどの飼料用穀物)の自給率は10%で、年間1400万トン程度が輸入されています。人の食べる食用米は、約160万ヘクタールに栽培され、年間800万トンが生産されています。畜産に必要な穀物を、人間が食べるコメの倍近くも輸入しているという事実に驚かされますが。

また、現在の飼料米の作付の伸びは政府のテコ入れ、すなわち「補助金頼み」の面が大きく、こうした助成制度なしでは事業として成立しがたいのが現状と言えます、自民党政権に成って補助金が打ち切りに成るのではと心配しましたが、自民党は反対に補助金の10.5万円に増額と減反奨励金の半減と言う、飼料米の増進に舵を切りました。

日本は高関税で輸入品をブロックして、国内では減反して、農産物価格の下落を防ぐことで農業を保護している EUやアメリカは価格維持はしないかわり、価格下落で赤字になった分を補助金で補填して農業を保護している。
アメリカは100ドルで売る米を作るために、200ドルの生産コストがかかっているということです。

テレビのニュースで熊本製粉の米粉工場の増強、年間500トン製造可能!九州一の規模の施設だそうです。

1年間の製造量が菊池のセブンフーズの穀物消費量の半月分にしかならない、年間500トン製造で熊本発の米粉の消費拡大だと言う、くまもんも出ているが定量的に事実を認識した上で議論を積み上げていかないことには、スローガンだけでは、いくら議論したってまともな結論にたどり着けるはずもありませんし。
まあ議論するのはいいのですが、正しいようで正しくない議論が蔓延しているのが、ちょっと問題のような気がします。

デンマークのSkiold社のディスクミールSK5000を青森に設置致しました。
20馬力のモーターが付いています、1時間に5トンの穀物を粉砕します。
これまでは丸粒の粉砕はDavis200A-2が普通でしたがディスクミール
の登場でDavis200A-2の時代は終わりました。ディスクミールSK5000はもみ付きの米でも、もみごと粉砕出来ます、ディスクミールは臼ですから磨り潰しますので細かく粉砕出来ます。

SK5000は大変な優れものです。

最近は九州ではDavis200A-2を撤去してディスクミールSK5000に交換する所が増えていますので、新規のDavis200A-2を設置する先は皆無です。

熊本の〇〇〇農場では初めてディスクを交換しましたが3年で4万トン以上の粉砕をしていますが、その間は故障は無しのメンテナンスフリーです!
Davis200A-2は4000トン粉砕ごとにローラー交換が必要です交換には60万円程度掛かりますので4万トン粉砕するには10回のローラー交換が必要ですので600万円の費用が必要です、その他にもベルトの断裂やベアリングの損傷等も結構多いですので、メンテナンスが大変ですから早く交換したほうが得です、Davisを持って使用するだけ損です。

Davisの時代は終わりましたね。

Davisシャフト折損事故写真です、折損面が錆びています、金属疲労ですね。
モーターの力を伝えるパワーベルトの内側にデファレンシャルベルトのプーリーがありますので、長いシャフトの先にプーリーが付いてますのでベルトを張りすぎるとシャフトが折れます。

シャフトが折れたローラーを交換しています重さが100Kgありますので交換作業は大変です。

Davis100A-2です10Hpモーター付きで1時間に1トン位割れます。

青森の飼料米自家配合施設です、正面は50トンの製品タンク2本です。

岩手の飼料米自家配合施設です、製品タンク25トンタンクが3本です。50トンタンクを2本追加予定です。

飼料米自家配合施設を制御している制御盤です、自動で計量して配合及び製品タンクに搬出しますのでこれを繰り返して自働で飼料を作りますので全くの無人運転が可能です、人間は製品タンクからバルク車に積み込み農場のタンクに配送するだけです。
タッチパネルから各配合割合を入力します、一度入力するとコンピューターに記憶されてどの餌を何バッチ作れと指示しますと指示された飼料を指示された回数を無人運転で作りますので楽チンです。

福岡県の糸島に作りました飼料米自家配合施設です、この農場は大規模経営で無く、ひと月に60トンしか作っていませんが1トン当たりに1.5万円安く出来て出荷日数が20以上早く出せるようになりましたとの事です。ひと月に100万円の経済効果が出ましたとの事です。

福岡県の宗像市の肥育牛農家の飼料米自家配合施設の契約書です30%の補助金が出ました、福岡県では初めてだそうです。

長崎県の島原市での飼料米自家配合施設の写真です、施設への補助金が40%だそうです。

長崎県の島原市での飼料米自家配合施設の写真です、この農場は乾燥機およびコンバインも購入しました40%補助金が出ました、この地域は米はタダですが自分で収穫しなくてはなりません、この年は長崎でこの様な飼料米自家配合施設を5軒作りました。規模は♀150から♀500頭程度です。

長崎県の島原市での飼料米自家配合施設の配線工事中の写真です、ディスクミールで飼料米を割ります。

CORN TECがカナダから輸入しました空気で送るコンベアーです、横浜に荷揚げしましたコンテナから出した写真を乙中さんから送って来ました。

CORN TECがカナダから輸入しました空気で送るコンベアーです、昔はバケットコンベアーで上げていましたが、1年に1回しか収穫しない米を上げるのに、この空気コンベアーは最適です。

米を200トンタンクに上げるのに、この空気コンベアーは最適です。1時間に40トン送ります。

右側の施設が飼料米粉砕配合施設です左が飼料米貯蔵施設です、200トンのコルゲートタンクです。

CORN TECがカナダから輸入しました空気で送るコンベアーです
青森に作りました飼料米粉砕配合施設の図面です。

CORN TECが青森に作りました飼料米粉砕配合施設です。

飼料米と飢饉。

㈱CORN TEC 吉角 和博
旧ソ連が崩壊したときの穀物需要は半減しました。
かつての1億2300万トンが6000万トンに落ち込んでいるわけだが、それでもロシア国民は生きている、家畜に食べさせていた穀物を人間が食べると、5倍から10倍の人間が生きられる、江戸時代の日本の天明・天保の大飢饉とは違うのは畜産があった事です、飢饉に備えて大量の穀物を生産して、その過剰穀物を消費する畜産が穀物の消費のクッションになっている。

10数年前に米が不作でタイ米を輸入した経緯がありますが、減反するより消費できない余剰米は米粉や飼料米にして消費する、地震でも津波でも気候でも、実際に人間は自然には勝てないのです。

世界の平均反収は約3.5トン、日本は5-6トンだから、これを15トンにするのはそう難しい話ではない、その気がないだけだ。
味を追求するからあえて収量の取れない品種を選んでいる、現に昔は10トンくらい平気で取っていた、15トンの単収を上げるのはわけがない。
そうなると、世界の単収が五倍に増えるのである。

国は飼料米を作る事を推奨しているが、現場では収量の少ない食用米を飼料用に回しているだけである。
インドでは20トン取れる米が出来ているそうである。
インドで八イブリッド種子事業世界の農地の約半分には灌漑施設がある。
ここで収量を2-3倍にするのは、技術的にも不可能な話ではないと思う。
したがって味にこだわらなければ、コメ不足は絶対に起きない。
美味しいコメを作る努力は大変だが、収量を上げるだけなら単純である。
育種とは選ぶことだから、例えば100メートルを10秒で走れる者だけを選べばいい。
それプラス、勉強ができて性格も良いなどと言いだすと、ものすごく低い確率で選抜しなければならなくなる。
欧米諸国ではそれぞれの地域で取れる穀物が家畜・家禽のエサになっている。
ところが、アジアだけがそうなっていない、それは何故なのか。
その理由はアジアの畜産はすべてアメリカから教わったものだから、アメリカのトウモロコシが家畜の餌になったのだ。
これを脱却するには飼料米で餌を作る事が必要になるCORN TECはその為に全国に飼料米自家配合施設を作っています、本当のメイドインジャパンの豚肉を作る為に。

しかし栄養価の観点から見ると、三大穀物の中でコメが一番優れている、アミノ酸バランスが抜群で、メチオニンやリジンを混ぜる必要がない。
トウモロコシや麦は連作ができないが、コメは連作が可能で100年でも200年でも問題ない、では、なぜコメを飼料にできないのかと考えた場合、答えは倫理観と固定概念に行き着く、倫理観とはイメージで「コメを豚に与えるのはもってのほかだ」と。水戸黄門で米俵に座った水戸光圀が老婆に叩かれたが助さん角さん成敗しなさいでなく、光圀は自分の非を認めた、日本に置いて米は葵の御紋より偉いのです。これを家畜の餌にするのは抵抗が大きいでしょう。

21世紀はデントライスの時代である、日本の畜産が本当の意味でクッションになって価格弾性値を持つためにはアメリカ産のトウモロコシでは駄目である。

その為にはデントライスによるアジア型畜産を確立する必要がある。
デントライス計画を実現するには更なる規制緩和が必要となる、更に日本人の米に対する特別の感情を一蹴する必要がある。

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